学術会議法案に関する障害学会の理事会声明

障害学会理事会
2025年4月26日

2025年3月7日、日本学術会議法案が閣議決定され、第217回通常国会に提出されました。この動きを受け、同年4月15日から16日にかけて開催された第194回日本学術会議総会において、声明「次世代につなぐ日本学術会議の継続と発展に向けて~政府による日本学術会議法案の国会提出にあたって~」および決議「日本学術会議法案の修正について」がそれぞれ採択されました。
障害学会理事会は、これらの声明と決議を強く支持します。本法案は、ナショナル・アカデミーとして求められる五つの基本要件を満たしておらず、日本学術会議が本来有する自主性と独立性を損ない、ひいてはわが国の学術の自由な発展に支障を来すおそれがあるためです。つきましては、国会において慎重な審議のうえで、本法案に必要な修正がなされることを強く求めます。