学会誌『障害学研究』第23号(2026年9月刊行予定)のエッセイを、下記の要領で募集いたしますので、ふるってご投稿ください。
■ 分量:1200文字以上 10000文字以内(詳しくは末尾の審査規定を参照)
■ 締切:2026年3月15日
■ 送付先:yukara「あっと」akashi.co.jp
(送信の際は「あっと」を@に変えてください)
【担当者】 明石書店 辛島悠さん
【備考】
1.送付にあたっては、
1)原稿は添付ファイルとし、
2)メール本文には投稿者の氏名と所属、エッセイタイトルを記し、
3)メールの件名を、「障害学研究第23号 エッセイ」としてください。
受領しましたら、こちらから確認のメールをお送りいたします。万が一、送信後3日を経ても確認メールが届かない場合は、事故の可能性がありますので、恐れ入りますが、その旨を記した上、再度原稿をお送りください。
2.掲載にあたって、会員名簿にご登録のお名前とは別のお名前(ペンネーム等)をご使用になる場合は、そのペンネーム等に加えて、学会名簿にある名前を原稿に併記して、ご投稿ください(投稿資格の有無を確認する際に必要になります)。加えて、どちらの名前での掲載を希望するかも明記してください。
障害学会・第12期編集委員会
委員長 石島健太郎
『障害学会』エッセイ審査規定
23号 エッセイ選者・プロフィール・求めるエッセイを掲載します。
◆ 上川多実(かみかわ・たみ)さん/BURAKU HERITAGEメンバー。著書に『〈寝た子〉なんているの?見えづらい部落差別と私の日常』(里山社)。
◇ 上手く書こうと気負わずに、書きたいことを書きたいように書いちゃってください。文句でも、自慢でも、悲しかったことでも、嬉しかったことでも、なかなか身近な人には言えないようなことでも、エッセイという形だから書けることがきっとあるはずです。自分の想いや経験と向き合い、身体の中を通って出てきた、あなたの言葉を待っています。
◆ 栗川治(くりかわ おさむ)さん/同志社大学・日本学術振興会特別研究員PD。著書に『障害と能力──障害教員運動史が示す「異なる在り方」の社会』(生活書院)、『視覚障碍をもって生きる──できることはやる、できないことはたすけあう』(明石書店)、『異彩はバリアフリー──視覚障害教師が「障害」を問う』(新潟日報事業社)など。
◇ おもしろいエッセイを読みたいです。何がおもしろいか?それはわかりません。自分にとってあたりまえで、ふつうのことが、他者には驚くようなことであったりすることはよくあります。ひとにどう思われるかという心配は、とりあえず脇に置いて、あなた自身の体験を、そしてそのなかで感じたり、考えたりしたことを、言葉にして表出してください。書きたくないけれど書きたいことを書く。そんな文章を待ち望みます。
向山夏奈(むこうやま・かな)さん/書籍編集者。
◇「めっちゃいいですね! もっと書きましょう」と思わずメールしたくなるようなものを、お願いします。障害を大切にしすぎず、そしてあなたの解放につながる、そんな感じのやつ。微妙だなーと思ったときは、はっきり言います(怒らないでください)。まあ、とりあえず書けたら気軽に送ってみてください。私の仕事は常に「最初の読者」なので、どんな文章でもバッチこいです。ちゃんと読んでちゃんと考えます。
◆ 御代田太一(みよだ・たいち)さん/元救護施設生活支援員。著書に『よるべない100人のそばに居る。<救護施設ひのたに園とぼく>』河出書房新社、福祉に関するリトルプレス『潜福』。
◇ 言葉のトンネルを掘り進める作業は、地道で孤独なものですが、深く掘れば掘るほど、同じ誰かとつながり新しい自分と出会い直す通路にもなるはずです。「こんなことを考えているのは世界で自分だけなんじゃないか」と思えるようなことも、自分の体験や感情に根差した一人称の言葉にこだわって書いてもらえたら嬉しいです。皆様の文章を、心から楽しみにしております。